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ヒメボタル鑑賞会と写真展のお知らせ

いよいよ相生山緑地にヒメボタルの季節が来ました。
今年(2017年)は初見が5月7日と少し遅く、その後の発生具合も
例年と比べて一週間くらい遅いと感じます。ただ、ここ数日(5/19)は
本格的に光りはじめており、これからは緑地全体に飛び交うと思われます。

そこで、今年も下記の予定で「ヒメボタル鑑賞会」を開催します。
事前予約など不要です。多くの方の参加をお待ちしています。

また、今年初めて「写真展」を開催します。これは写真の優劣を競う
ものではなく、ヒメボタルの写真を通して、撮影の苦労話やアイデアを
ワイワイがやがや話そうとの催しです。写真を展示する人も見る人も
みなさん来てください。











署名提出しました

昨年(2016年)10月から始めた「市道弥富相生山線の都市計画決定を
速やかに取り消すことを求める署名」を、1月26日河村たかし名古屋市長と
加藤一登名古屋市会議長に提出しました。

署名総数2,433名(署名用紙2,338名 ネット署名95名)



署名をしてくださったみなさま、ありがとうございました。






「七草を摘んで、七草粥を食べよう」



相生山の自然を守る会では新年恒例の七草粥を今年も下記予定で行います。
みなさんのご参加をお待ちしています。

日時:2017年1月7日(土)午前9時30分より
集合場所:相生山緑地オアシスの森相生口
参加費200円 要予約 TEL 090-6337-1095
小雨決行


※七草粥は近くの徳林寺境内へ移動して召し上がっていただきます。




クールアイランド相生山

うだるような真夏の日中でも、一歩相生山緑地に足を踏み入れると
「ああ涼しい」と思わず声が出てしまうくらい気温差を感じます。  
そこで、本当に涼しく感じるほど気温が違うものなのか測ってみました。

調査結果は下記報告をご覧ください。なお、この調査は
相生山の自然を守る会と相生山緑地を考える市民の会
合同で調査しました。                    


cool island2016報告書1

cool island 2016報告書2



鈴木たかゆき議員との懇談会


名古屋市会議員鈴木たかゆきさん(減税日本ナゴヤ、天白区)と相生山の
これから、市長が表明した世界のAIOIYAMAプロジェクトのことなど話し合う
懇談会を下記の要領で開催します。どうぞ皆様ご参加ください。       

開催日時|2016年4月16日土曜日午後7時より
会場|相生コミュニティセンター    
申し込み不要、参加自由  







歩こう会のお知らせ「相生山の春を歩く」

いよいよ春本番を迎えた相生山を歩いてみませんか。             
地下鉄野並駅から、鎌倉街道の痕跡をめぐり、相生山の往時をしのびながら
桜並木を歩き、花まつり開催中の徳林寺まで歩きます。             

開催日|2016年4月2日(土)                 
集合|午前9時30分地下鉄桜通り線 野並駅改札口
参加費|無料 予約不要                   
小雨決行、野並駅より2時間くらい散策し、徳林寺にて解散
問い合せ 090-6337-1095野田





あけましておめでとうございます

本年も、相生山緑地をよりよい姿で子供たちに渡すことができる
よう活動してまいります。引き続きご支援をお願い申し上げます。


「七草を摘んで、七草粥を食べよう」のお知らせ

相生山の自然を守る会では、毎月第一土曜午前9時30分から「相生山を歩こう会」を
行っています。これは、相生山緑地の四季折々の様子を楽しみながら、植物や鳥など
の記録を残していこう、というものです。でも堅苦しいことではなく、のんびり散策してい
ます。興味のある方は気楽に参加してください。                      
さて、そんな歩こう会の一月は、毎年春の七草を探して、七草粥を食べようとの催しを
 しています。そして今年も下記の予定で行いますので皆さんご参加してください。    

日時:2016年1月9日(土)午前9時30分  小雨決行
集合場所:相生山緑地オアシスの森相生口 
参加費:200円 要予約 TEL 090 6337 1095
※七草粥は近くの徳林寺で召し上がっていただきます。



ヒメボタルin相生山2015 秋 開催のお知らせ

5月に開催したヒメボタルin相生山につづきヒメボタルin相生山「秋」を下記の
日程で開催します。今回は、相生山のあんなこと、こんなことと題し、相生山
の昔はどんなところだったのだろう?これからどうなっていくのだろう?など、いろん
人たちが集まり、わいわい話そうと考えています。 また、赤や黄色の葉っぱを
使った下敷き作りや竹細工もあります。ぜひみなさん遊びにきてください    







名古屋市長に要望書提出

2015年11月11日河村たかし名古屋市長に、都市計画審議会をすみやかに
開催し、弥富相生山線の廃止を決定するよう要望書を提出しました。







ヒメボタルin相生山開催のお知らせ

日頃相生山緑地で活動している6つの団体合同で、ヒメボタルの季節に
ヒメボタルin相生山としていろんなイベントを計画しました。ご案内を掲載
いたしましたのでご参加ください。なお、6/7の集い「これからの相生山」は
道路建設が廃止された後の相生山緑地について市会議員にも来ていただき
自由に話そうという集まりです。たくさんの市民の参加をお待ちしています。





 

市道弥富相生山線の道路事業「廃止」!

2014年12月26日の記者会見において河村市長は「弥富相生山線の道路事業は廃止する」
と表明しました。

2000年4月に、相生山緑地を分断する弥富相生山線建設反対を訴えて結成した
相生山の自然を守る会の活動が実を結んだ瞬間でした。また、これからは道路よりも
今ある自然を守ろうと考える多くの市民の存在も市長において賢明な判断の根拠に
なったと考えます。

相生山緑地のありかたについて市長は3点の方針を示しました。

(1) 道路部分を含め都市公園および緑地として都市計画決定し、
  名古屋の新しい名所となる公園として整備する。

(2) 建設済みの道路部分は壊すことなく、公園施設として活用する。

(3) 子供キャンプ場や障がい者のリハビリや活動の場として活用できる
  「ユニバーサルデザイン都市公園」として整備する。

ただし、公園管理のため一車線相当の「園路」を下山畑から
相生口※までつなげ、救急車などの緊急車両は通行できるようにする。
 ※下山畑から相生口は弥富相生山線計画ルート

また、近隣住宅地への通過自動車の入り込みは、一部区間を通行止めにして
許可証のある住民の自動車通行を確保するなど、住民にとって使いやすい措置を
警察に要請するとしています。

今回の決定は市長が「名古屋は産業優先で道路を作ってきた、これからは自然を
大事にする」と発言した画期的な判断ですが、相生山緑地をどのように整備して
いくかはこれから議論が始まるところです。その議論に市民が参加してこそ市長の
考えも生きて来ると考えます。

本当に道路計画が廃止され、ヒメボタルや自然が守られるまで見て行く必要があります。
 

2015年1月


河村市長が12月26日の記者会見で、
市道弥富相生山線について、道路建設事業を「廃止」し、
「公園」として整備すると表明いたしました。

 12月26日記者会見

2014年12月26日夕刊:  中日新聞-1  中日新聞-2
12月27日朝刊: 中日新聞-1 中日新聞-2 朝日新聞 毎日新聞 読売新聞



賛同団体として参加してきました「市民による住民意向調査
-市道弥富相生山線の建設の是非に関するアンケート-
(主催:市道弥富相生山線を考える市民の会)
(調査期間:9月27日から10月31日)の
集計結果をここに報告いたします。

名古屋市(1093人)の74%が「道路建設を中止して緑地に」と答え、
天白区(381人)においても72%が「緑地に」との回答でした。



  
10月11日(土)名古屋市による「住民意向調査」が天白区役所講堂にて 昼の部と夜の部に分けて行われました。

         <弥富相生山線に関する住民意向調査 実施報告書 >

昼の部では、「守る会」も関係4団体のひとつとして、25名の枠の中で、参加してきました。しかし、今回の市民からの聞き取り調査は、残念ながら、一般市民が出席も傍聴もできないというあるまじき方法でした。

今回のこの方法は、名古屋市による「住民意向調査の検討委員会」で6回の会議が行われた結果であるとしています。

ここに、名古屋市による「住民意向調査の検討委員会」の会議記録を黒塗りの状態ですが、2回目3回目4回目5回目6回目を添付します。

また、当日の内容がマスコミ各紙で報道されていますので、ご案内いたします。
       

 2014年10月12日朝刊  中日新聞  朝日新聞  毎日新聞 読売新聞  

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 2014年4月30日土木交通委員会において「市道弥富相生山線建設に関して、行政と
市民の話し合いの場を開催することを求める請願」が審査されましたが、

  「審査打切(おおむね趣旨実現)」とされました。
 
 この件に関し公開質問状を市長宛に6月17日、
[市道弥富相生山線を考える市民の会]との連名で提出しました
 「市道弥富相生山線建設に関して、行政と 市民の話し合いの場を開催することを求める請願」

ヒメボタル観賞会

2014年 5月30日(金)31日(土)
21:00~22:30
400名以上の方が参加され、初めて蛍を観ての
感激の声を沢山いただきました。




2013年

 10月22日、河村市長に「要望書」を提出しました。

名古屋市からの回答

 市長は、10月15日の定例記者会見で中断中の「市道弥富相生山線」の建設の是非を1月末までに判断するため、4学区(野並・山根・相生・高坂学区)の地元住民の意向を調査するよう指示したと発言しました。これに対し、『「意向調査」の方法・内容に市民・住民の参加を』との要望書を提出しました。中日毎日読売新聞に掲載されました。


 

       
       2
8日(金)、私たち、「相生山の自然を守る会」「高田町線を考える会」      「山手植田線に反対する会」「八事天白渓線・東山公園整備計画を考える会」は、市長宛

「弥富―相生山線建設中止の要請書」


を緑政土木部長のところへ提出しました。

  



2012年

 名古屋市長に再度,公開質問状を11月2日に提出しました。

回答

私たちの質問状に対して、返ってきた2回目の回答にも
市民の意見に耳を傾ける姿勢がありません。
市民への誠意もありません。
行政の市民への姿勢をここに問うものです。

 
公開質問状

2012年11月2日


名古屋市長 河村たかし 様


相生山の自然を守る会
代表 近藤 国夫
名古屋市天白区天白町野並相生28-341
http://www.aioiyama.org/
E-mail:aioiyama_92@mail.goo.ne.jp
TEL:090-6337-1095



<行政の基本的姿勢を問う>
― 半世紀前の計画である相生山緑地を横切る「市道弥富相生山線」 ―


8月29日付で提出しました公開質問状は、道路建設に対する行政の基本的姿勢を市長に問うものでありました。しかし、回答は、問われる対象となるべき担当部署の「道路建設課」より出されており、この道路問題を真摯に受け止める姿勢が全くなく、理解しがたいものでした。
「道路建設ありき」でまとめられた「環境に配慮した道づくり専門家会」の提言書に基づいて進められてきた道路建設に対し、河村市長は「ゼロからのスタート」として「道路の必要性」と「環境にどのように影響があるのか」の科学的検証を「検証委員会」に委託したはずでした。本来ならば、この「検証委員会」の事務局は第三者機関であるべきですが、「環境に配慮した道づくり専門家会」と同じ「道路建設課」が事務局になっていました。このような不可解なシステムの中での「検証」ではなく、開かれた場での「検証」が行われるべきであったと私達は強く思っております。

9月12日付の回答に見受けられる「相生山緑地を横切る道路建設」に対する「道路建設課」の姿勢について、まず、以下のように質問いたします。各項目ごとにお答えください。

<質問1.> 『専門家の指導のもと「環境に配慮した施工ワーキング」という市民も参加するしくみにより、・・・各種モニタリングや植生回復に、道路建設当初より取り組み続けており・・・「施工ワーキングのススメ」で地域の方にお知らせしているところです』とありますが、

1)この専門家とは「環境に配慮した専門家会」のメンバーであり、その「専門家会」とは「道路建設を前提にした専門家会」であったことは「第3回検証委員会」で専門家たちが自ら認め、専門家として苦しい立場であったと言明していました。また、「専門家会」がまとめた報告書の環境調査が不十分であったことは、「検証委員会」により指摘されています。このように環境への影響が充分に調査されていないままに道路建設は着工されていますが、何を基準にモニタリングをし、植生回復ができるとしているのでしょうか?お聞かせください。

2)自然を壊さなければ、「植生回復」する必要がないはずです。立木調査(胸高直径0.1m以上)によれば、道路中心線より12.5mの範囲で1333本の中高木がありましたが、今の時点でのその破壊状況を低木も含め、具体的に木の種類、本数などお聞かせください。

3)「施工ワーキングのススメ」には道路建設による緑地の破壊状況が記載されていません。「建設工事をススメること」を一方的に宣伝するだけになっており、本来市民が知るべき情報が載せられていません。このことについてどのようにお考えですか?お聞かせください。

<質問2.> 『この取組みにつきましては、「相生山緑地の道路建設に係わる学術検証委員会」の報告書にも・・・述べられております』とありますが、
1)この記載は報告書の第3章2の(2)「相生山緑地の道路建設に対する学術的な評価」の項にありますが、これは、道路建設工事を行なう上で「マイナス効果を軽減させるための対策」について述べたもので、あくまでも「軽減」を対象としたものです。問題は「軽減」ではなく、「環境に及ぼす影響」であり、ここには「自然生態環境保全や市民福祉向上」の観点が欠落していると思いますが、どのようにお考えですか?お聞かせください。

<質問3.> 『地域への入り込みにつきましては・・・その約半分は付近にお住まいの方の利用となっている・・・単純な規制だけでは入り込みを解消することは難しく、・・・さらに不便を強いることになりますので、・・・』とありますが、
1)「付近にお住まいの方」であると、どのようにして判断したのでしょうか?
2)「付近にお住まいの方」のことならば「入り込み」とは言わないのではないでしょうか?
3)また、「さらに不便を強いる」とありますが、どのような規制を想定して、このように言っているのかお聞かせください。
4)「入り込み」とされる、規制を無視する車は150台程度であり、この150台のために道路をつくり、自然を壊すということですか?お聞かせください。

<質問4.> 『所轄警察も現地確認や取り締まりなどを行っていただいていると聞いております』とありますが、

1)誰から誰が聞いたのですか?お聞かせください。
2)今までにどのような現地確認・取締りなどをしていたのか、その内容を詳しくお聞かせください。


<道路建設を中断から中止へ!>

また、市長は先回の質問に誠実にお答えになってはおりません。再度、8月29日付けで提出しました公開質問状の質問1から質問6までを項目ごとにお答え下さい。

「都市に残された自然」は市民・行政・社会によって守られなければなりません。
河村市長はCOP10の開催都市の市長としてCOP11-インド・ハイデラバードに出席していますが、「環境都市なごや」の市長にふさわしいお答えをお待ちしております。

尚、11月16日までに回答いただけますようお願い致します。



 名古屋市 長に公開質問状を8月29日に提出しました。
回答 (2012.9.12付 け)
この回答は、質問に対する答えとはほど遠い内容です。
私たち守る会は、再度質問をする準備をしています。
2012.8.29- 公開質問状






2011年



名古屋市 長に公開質問状を7月26日に 再度提出しました。
回答 (2011.8.9付 け)

 

公開質問状


2011年7月26日


名古屋市長 河村 たかし 様


相生山の自然を守る会
代表 近藤 国夫
名古屋市天白区天白町野並相生28-341
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3513/
E-mail aioiyama_92@mail.goo.ne.jp
TEL:090-6337-1095


 6月14日付けの「相生山の自然を守る会」からの市長への公開質問状に対する6月24日付けの回答をいただきましたが、納得 でるものでは ありませんでした。回答は、河 村市長による ものではなく、道路建設課からでした。回答を見る限り、弥富―相生 山線の建設の是非に関わる質問 に対して、市長ではなく、道 路建設を進める道路建設課が「議論・検討 し、判断し ていく」ということになります。市 長は2009年9月26日の集会で「今までと同じことをするなら私を選んでもらった理由がない」と発言、弥冨―相生山線の工事を一時ストップし、「科学的・学術的検証」 を約束しました。 回答は、そういう市長のお考えとはとても思えないものでした。市長 の誠意ある回答を求めて、今一度、公開質問状をここに提 出する次第です。市長の誠意ある回答をお待 ちしております。なお、回 答は8月9日までにお願いいたします。

1. 市長が約束さ れた「科学的・学術的検 証」 は出来たのでしょうか?
ま た、その検証内容はどのよう に公表されるので しょうか? お答えください。

2. 当初より、名 古屋市は道路建設の目的として、野 並交差点付近の交通渋滞を挙げ てきました。しかし、地下鉄の開通により、交通渋 滞は解消し、道路建設の意味 は無くなりました。市長が科学的検証をしようとして いた「道路は本当に必要なのか?」については、結論が出たと言えま す。こういう状況になった以上、直ちに「道路建設の中止」をするべきだと思いま す。市長のお考えをお聞かせください。

3. 「検証委員 会」は「道路建設による環境への影響 を分析する材料が十分にない」という報告書を出しています。「回答」によると、その調査を「施工ワーキ ング」によって議論・検討していくとのことですが、 本来、「学術は中立である」と検証委員会の委員長の発言にもあるように調査・検討は中立的に行うべきで あると思います。施工ワーキング(行政、建設賛成の 市民、施工業者、専門家会のメンバー)という道路建設推進のための組織がそのような調査を行うのであれ ば、科学的な結論は得られないと思います。道 路建設の是非を問うために検証委員会に科学的検証を依頼した市長はこの点、それで良いとお考えですか?お答え ください。

4. 環境アセスメ ントを行わないままに工事に突入し ましたが、その結果、緑地の乾燥化など、重大な変化が緑地に起き始めています。また、現在工事が中断し ている部分は、相生山緑地の最も重要なゾーンです。 今まで名古屋市が行ってきたような方法で、「自然に配慮した道づくり」であると言ったとしても、実際に は自然破壊はすでに進行しています。名古屋 市には環境保全を行う環境課がありますが、相生山緑地の問題の関連部署である環境課はどのように緑 地破壊の問題を考えているのか、市長はどう環境課との整合性を考えているのか、お答えください。

5. 市長は議会で議員の質問に「地元の意見を聞 く」と答弁しています。この「地元」とは何を意味しているのか具体的にお 答えください。
因みに相生山緑地は、 公園計画として東山公園南部地区、牧野ヶ池緑地の一部と共に、全市的な観点から計画されたものです。つ まり相生山緑地は「地元」住民のみを対象にした公園ではな いので、広 く市民の意見を聞く必要があります。今までは、一部の町内会長や区政協力 委員長が、住民の意見を聞くことなしに自分の意見を「地元の意 見」だとして発言する場合もあり、それを行政が「地元 の意見」だと解釈するということが多々ありました。河村市長の「地域委員会構想」は従来の町内会、 区政協力委員会の弊害を正す意味があっての提案だと思い ます。これから名古屋市で生活していく子どもなど若い世代の意見、車を運転しない人々の意見、都市 に残された貴重な自然を楽しんでいる名古屋市民、相生山 緑地をゆったりと散策している高齢者たちなどの意見などを大切に考えて、お答えください。

6. 相生山緑地の 道路建設計画に対しての市民アン ケートによれば、70%が「自然環境の保全」を優先してほしいとの答え で 「渋滞緩和のための開発」の10%を大きく上回ります。地元三学区においても、62%が環境保全を希望する結果がでています。 このような市民の意向を充分に反映した「道路建設の中止」の決 断をして下さい。市長のお考えをお聞かせください。

7. 昨年、名古屋 で開かれた生物多様性条約締約国会 議は、1960年代から始まった世界的な高度成長経済による環境 破 壊が生物多様性の喪失をもたらすことへの危機意識がきっかけです。このままでは人間の存続自体が危うく なるという共通認識によってこ の会議は開かれました。その開催都市である名古屋で弥冨―相生山 線の建設のような自然破壊が許されるでしょうか?
市長のお考えをお聞か せください。


以 上、市長の考えるところを回 答してください。学者や市民の警告を無視し、経済優先の電力政策の結果、 恐ろしい原発事故が子ども達の未来に大きな禍根を残しました。もう、3.11以前とは異なった日本になってしま いました。同様 に、「作ってはいけない道路」による相生山緑地の自然破壊は、名古屋の未来ある子ども達から、貴重 な自然を奪うことになります。市 長の英断を期待して、この質問状を提出いたします。

名古屋市長に公開質問状を6月14日に提出し ました。
回答と して道路建設課 よりきています。再度、公開質問状を提出する準備をしています。

 
公開質問状

2011年6月14日
名古屋市長 河村たかし 様
 相生山の自然を守る会 代表 近藤 国夫
名古屋市天白区天白町野並相生28-341
http://www.geocities.co.jp/NatureLand/3513/
 E-mail aioiyama_92@mail.goo.ne.jp
TEL:090-6337-1095


   東日本大震災と福島原発事故という天災と人災が、世界を震撼させています。これに対応する政府や電力会社のあり ようは、政治・行政、産業界の実態、情報公 開の必要性、市民の主体的判断、世界がひとつであることなどを私たちに語りかけてきます。「相生山緑地を横切る 道路建設」の問題はどこにあるのか、この未 曾有の福島の原発事故が照射しているのではないかと思われてなりません。
被災(3月11日)から3ヶ月となりますが、この間、名古屋では市議選が行われ、新しい市議75名が選出されま した。また、地下鉄桜通線が徳重まで延伸 し、名二環(国道302号線)も完成して、野並の渋滞状況は一変しました。名古屋市が市道路「弥富相生山線」建 設の根拠にしていた「渋滞解消」は、この地 下鉄延伸開通等によって解決されています。これは毎日、野並付近の道路を利用している私たちの実感です。

   このような状況の変化は、市長が「科学的に検証する」とした「道路建設の是非」に対して明快な答を示していると 思います。市長が諮問した「検証委員会」 は、昨年12月に「環境への影響などの検証」に対して「影響を分析する材料が十分にない」という報告書を提出し ています。この「報告書」によって、市長は 市民が納得するような「政治的判断」ができるのでしょうか?市民とともに「道路建設の是非」を判断することを私 たちは市長に訴え、ここに質問させていただ きます。未来を生きる子どもたちを視野に入れての回答をお願いいたします。
尚、回答は6月24日までにお願いいたします。

1. 現在工事は200mを残して中断していますが、この「残り200m」は相生山緑地とって大切な     ゾーンであります。ここが工事により分断されてしまえば、生態系が壊されることは明らかです。また、道路が開通 すれば、一日10,000台の車がこの中を 走り、自然環境への影響は大きいと予想されます。原発事故に学ぶ私たちは、この「道路」を「造ってはいけない道 路」として考えます。この「残り200m」 が相生山緑地にとって如何に貴重であるかの検証を行ってください。

 2.  この道路建設に関して、未だ環境アセスメントが行われていません。この理由を「相生山緑地を横切る計画道路は 900m弱であり、市の条例による1kmに満 たないため」だと名古屋市は回答してきました。しかし、この計画道路「弥富相生山線」は、昭和高校の交差点から 相生山緑地を横切ったあと「久方」の交差点 までであり、実質は1km以上の距離があります。法的意義・意味から考えて環境アセスメントを実施することは当 然だと思いますが、原点に戻って環境アセス メントを改めて行うことを市長はどのようにお考えですか?

3.  先に述べましたように、相生山周辺の状況は変化してきています。少子化により高坂小学校と相生小学校の統合が予 定されていますが、弥富相生山線の延長上に ある新たな通学路に対する「安全性」が危惧されています。この問題に対しても十分な検証が必要です。これに対す る市長の考えをご回答下さい。

 4.  「検証委員会」の報告書には、「自然環境を残す」視点が基本的に欠落しています。「道路建設事業を前提」とした まとめとなっているのが表7の「建設中止・ 建造物撤去時の問題点及び必要となる対策案の一覧」ですが、これは全くおかしなことです。「安全・安心」は緑地 を横切る道路が出来ることによって確保され るとでも言うのでしょうか?道路が出来れば増進するとしている「快適性・リラクゼーション機会」とは何でしょう か?本来、「車社会」に対する問題点が検証 され、街づくりとしての緑地の役割が論じられなければならないはずです。この意味における「科学的検証」は行わ れていないとおもいますが、市長はどのよう にお考えですか?お聞かせください。

5.  また、報告書には「調査不足で判断できず」という項目が多数あります。これは更なる調査が必要であるということ ですが、それらの項目についての調査はどう 行うのかご回答下さい。

 6.  議会で、市長は「地元の意見を聞く」と答弁していますが、「地元」とはなにを指しているのか、  ご説明ください。参考までに申し上げれば、1955年に旧天白町が名古屋市に合併された時点では、天白には東山 公園南部地区と牧野ヶ池緑地の一部、および 相生山緑地の3ヵ所に、公園緑地の計画が立てられていて、これらの公園計画は、いずれも全市的な観点から計画さ れたもので、天白地区に住む人々の利用を考 えた公園計画(地区公園・近隣公園などの住区基幹公園や児童公園)は、別途に計画する事が必要であったというこ とです。相生山緑地は「地元」だけのもので はありません。また、緑地はこれから生きていく子ども達やそのまた子ども達のものでもあります。広く市民の声を 聞いていただきたいと思います。

 7.  以上の理由から、必要な調査・検証を行い、市民にその情報の提供をしてください。そして市 民との話し合い の場を持つことを提案いたします。ご回答下さ
い。                                            以上


名古屋市相生山緑地の自然破壊道路の建設中止を求めて10年
相生山の自 然を守る会  藤 井全子+木村みよ


 
緑地の真ん中に都市計画道路を作る 
        
  

「相生山の自然を守る会」は緑地の真ん中を突っ切る道路、弥富-相生山線建設の中止を求めて活動を続けている が、その活動ももう10年が経った。
 相生山緑地は広さ130ヘクタール、名古屋市の天白区の住宅地域にある緑地である。森の中には様々な鳥や野う さぎや狸などの小動物がいる。また、ヒメボ タルの質量ともに日本有数の生息地でもあり、初夏になると、静寂の闇の中で瞬く無数の美しい光をみることが出来 る。市民にとってかけがえのない憩いの場所 である。
この道路は今から48年前に都市計画決定されたものである。2000年に入って、建設へ向けての動きが急に活発 になった。2004年4月、その動きを知っ て「自然を破壊する道路建設を許さない」と考える人々が集まり、「相生山の自然を守る会」(以下「守る会」)を 結成した。5月になって、緑地に隣接する三 つの学区の住民に対して名古屋市による「地元説明会」が開かれた。次々に立ち上がって道路建設に反対する住民の 前に、名古屋市は「車の渋滞と生活道路への 通り抜け解消が主な目的である」と繰り返すばかりであった。




回覧板で集めた賛成署名

何とか道路建設を中止にもっていこうと「守る会」は「建設中止の要望」署名を集めることにした。一人一人の方に お願いし、説明して集めた署名の数は1万以 上。新聞やテレビもこの反対運動を取り上げた。ところが、署名提出のすぐ後に6900人の賛成署名が「地元三学 区」の区政協力委員会から提出された。区政 協力委員会とは、「住民と行政をつなぐパイプ役」で、名古屋市直属の組織であり(謝礼もある)、主な仕事は名古 屋市からのお報せの配布である。その区政協 力委員会が住民に回覧板を回し、「道路建設推進要望」の署名を集めたのである。名古屋市は「反対署名」から「地 元3学区」の住所の署名を拾い出し、それを 「地元住民の反対者」の数とし、「回覧板署名」を「賛成者」の数として計算、「80%以上の地元住民が道路建設 を望んでいる」として道路建設の根拠にした のであった。その頃、「渋滞している」と市が主張する道路に平行して走る地下鉄建設計画が明らかにされた。 2011年に地下鉄が開通すれば、当然車の交通 量は減る。①何故、今、この道路が必要なのか?②自然環境、生活環境への影響は?環境影響評価は道路が900m なら必要がないのか?生態系への影響はどう なるのか?③住民との合意がないままに事業を進めるのは問題ではないか、の3点を私たちは問い続けてきた。何度 も名古屋市に公開質問状や抗議文や要望書を 出したが、誠意のかけらもない、紋切り型の返事が返って来るだけであった。


                     


市民を欺くキャッチ・コピー「環境に配慮 した道路」

名古屋市はさらに市民を欺く方法を考え出した。2001年9月、「環境に配慮したみちづくり専門家会」の発足で ある。ヒメボタルの生息調査(生態調査では ない)をしたり、コナラやヒメボタルに配慮して道路の位置を少し変えたりしたというのである。しかし、ヒメボタ ルの生息調査は不充分さを学者に指摘されて いるものにすぎない。「道路の線形の変更」も「自然を守っている」というアリバイ工作のようなものに過ぎない。 2003年からは「施工ワーキング」も始 まった。「道路賛成の市民」、行政、専門家、施工者が集まって、その時々、ワークショップを行って「環境に配慮 した道路建設への理解を深めていく」もので ある。一方「守る会」は道路や生態系について、また都市問題からの緑地の必要性などについて、学習会やシンポジ ウムを開き、この問題への理解を深めなが ら、「相生山を歩こう会」、探鳥会、七草粥の会、その他、様々な会を開いて、相生山の魅力を住民に伝えながら、 道路の中止を訴えた。ヒメボタルを見に集 まってくる市民は誰でも、道路が如何に自然を破壊しているかを直接目にし、自然破壊の危惧を抱く。しかし、反対 運動は無視され、2004年の年末からとう とう工事が始まった。工事が始まると人々やマスコミの関心は薄れ、諦めてしまう人も出てきた。道路工事は 180mを残すのみになった。しかし、「守る会」 は様々な動きがある中で、一貫して「道路建設の中止」を訴え続けてきた。



新しい市長と対話集会

2009年5月、民主党の河村たかし氏が市長になった。2009年9月1日「環境と健康を守れ!愛知の住民いっ せい行動」実行委員会の名古屋市長との話し 合いでの「守る会」の発言に対して、市長は「話し合いの会を開く」ことを約束、9月26日にその会が開かれた。 市長は「本当に必要な道路かどうかについ て、①交通事情がどうなのか?②道路を造る必要性が本当にあるのかどうか?③またはホタルと道路が共存できる か?の3点を科学的に検証すると明言した。科 学的検証のあと、最終的には市長が政治的に判断すると言うことである。



学術的検証委員会が開かれる

市長の委嘱を受けて、2010年2月、「相生山緑地の道路建設に関わる学術的検証委員会」が開かれた。委員は交 通や自然に関する専門家である学者9人とオ ブザーバー委員1人である。第1回の委員会では問題が学者達により指摘された。専門家会による調査の不十分さは 「学生の卒論以下の提言書である」とまで言 われた。地下鉄が平行して走るのに、何故道路が必要なのか? 緑地の水の問題が調査されていない、渋滞は道路建 設では解決しないなど、専門家による意見が 寄せられた。第2回の委員会では、「市民の意見を聴こう」ということで、市民11人の意見の公聴があった。全員 建設反対の立場から、様々な問題点を述べ た。その後で、今後、委員会としてどのような検証を行うべきかという意見が交わされた。第3回は「専門家会」か ら3人の委員との意見交換が行われた。3人 の委員は、「緑地に道路を作ることはとんでもないことだが、自然に与える影響が少ない道路を作るために自分たち は頑張った」という弁明を行うと同時に、反 対運動に対する攻撃も行った。「施工ワーキングに参加した市民が辛い思いをした」、「相生山は大型ゴミの山と竹 林で、近寄らない方が良い場所だった」、 「市民が土道を歩くと山が荒れ、靴に種をつけてくるので、困るが、道路の歩道を歩くと安全」、「反対、反対ばか りで山をきれいにする気持ちがあるのか?」 「ホタルの時期だけ夜間通行を止めれば大丈夫」「ホタルと道路は共存できる」、「どうやってタヌキに償ってあげ られるか」など、唖然とするようなこと、事 実とは異なることを平気で発言し続けた。しかし、名古屋市は市長が工事を中断させているのに、相変わらず「施工 ワーキング」を行い、「ニュース」では検証 委員会における発言と同様のものを流し続けている。検証委員会は6回を重ねたが、「道路建設により、竹やぶの広 がりが止まる」などの問題発言もある。これ から委員会の「報告書」が出されるが、道路計画系の学者の意見が自然系の学者の意見より強い感じがする。市長に よる最終的な政治的判断がどのようなものに なるのか、いつ行われるかは分からない。事態を見守りながら適切な行動をしていくしかないというのが、今の状況 である。




名古屋市で開催されるCOP10と自然破壊

「第10回生物多様性締結国会議(COP10)」が2010年秋、名古屋市で開かれる。「生物多様性」「里山」 「自然」と言う言葉を目にすることも多い。 しかし、一方で森を破壊して、無駄な道路を造っているのが名古屋市である。公害を撒き散らす高速道路が名古屋市 を取り囲んでいる。世界中から集まる人々は この名古屋を見てどう思うのだろうか?「開発か自然か」「便利さか自然か」という二者択一の発想で今の世界を考 えることは出来ない。
検証委員会でもCOP10やMOP5とこの問題は関係があるとの発言があった。さあ、もう一度元気を出して、何 とか相生山の道路建設を中止に持ち込み、多様な生物が共生する相生山緑地を子どもたちに手渡したいものだと思う。



                          

 付記

これは「道路住民 運動全国連絡会」編著、「文理閣」刊による「くるま依存社会からの転換を―道路住民運動35年のあゆみと提 言」(亭か2400円+税)に収録された相生山の自然を守る会」 の2004年4月から2010年9月までの記録です(2011年2月 1日発行)。この後、2010年12月9日に学術検証委員会からの答申が提出されました。しかし、検証 委員会は6回に渡る委員会における討論を反映した結 論を出さず、各委員の意見を盛り込んだ答申を出したに過ぎませんでした。

 

答申で指摘されて いた地下鉄桜通線の延伸と環状2号線の開通で、相 生-弥冨線建設の 口実であった野並近辺の交通渋滞は現在解消され ています。生活道路への入り込みの問題も含めて「必要のない道路」であったことが明らかになってきてい ます。同時に、乾燥化、緑地を覆っていた木の喪失と それによる緑陰の喪失など、緑地の自然の変化は「作ってはいけない道路」であったことを私たちに見せて くれています。もし、道路が完成し、一日一万台の車 が予定通りに走るのならば、自然破壊、騒音、大気汚染などの公害が予想されます。「必要のない道路」ど ころか「作ってはいけない道路」が相生山緑地を貫通 し、次の世代への禍根を残すことになるでしょう。

 

この本21世紀の道路問題、31例の全国の道路住民運動の記録、そし て第25回から35回の全国交流集会の記録から成り立っていま す。中には40年という長い間、住民運動を続けている記録もあります。道路行政に異を唱える市民や学者 の声に耳を傾けることのない政治や行政のあり方が、 公害病患者を生み出し、死者も出ている状態です。この本は街を分断したり、自然や文化財を平気で破壊し たりする「作ってはいけない道路」との闘いの記録で す。原発事故は学者や市民の意見に耳を貸そうともしなかった電力会社や政治家によって起こるべくして起 されてしまったものです。道路問題も原発の問題も本 質は同じです。

 

人 間の生活より も、「作ってはいけない道路」を経済を優先させて作っていることがどのような事かがこの記録に書かれていま す。全国に広がる草の根の運動がいつかはより良 い社会の実現に繋がることを信じて、私たちはこの運動を続けています。



現在 の工事状況  2009.6.11現在





  相生山の自然を守る会

~ 未来の子どもたちに豊かな自然を残そう~

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2016.9.5


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『市民による住民意向調査』

『相生山緑地の道路 建設に係わる学術検証委員会』の記録


第1回議事録
第2回議事録 
第3回議事録
第4回議事録
第5回議事録
第6回議事録  
2010.12.9 「報告書」市長に提出


◆  相生山の自然を守る会、「意見書」を提出
    2010.10.18    市長・検証 委員各位宛
◆  相 生山の自然を守る会、「学術検証委員会の報告書を受 けた、
   河村名古屋市長への要望書」を提出

     2010.12.13    市 長宛
 

□オー ストラリアの作家、リア ン・ハーンさんのエッセイ
相生山のヒメボタルと道路建設問題がニューズウィークに掲載!!
 

□写真で見る道路建設予定地のページ

□自然を守る運動をしている世界の皆様へ

「自 然の叡智に学ぶ」という EXPO開催地で行われて いるもう一つの自然破壊を訴える手紙」

 

□ 相生山緑地環境 マップ2009年度版            相生山緑地散策にお役立てください。 

 □名古屋市の本音がわかります  2004.1.14 緑政土木局職員とのやり取りから