相 生山の自然を守る会
<未来の子どもたちに豊かな自然を残そう>

相生山緑地 の中を通る道路計画(弥富相生山線)をご存知ですか?


 相生山緑地は名古屋市天白区にある123.4haの生態系豊かな森です。この森に今、道路建設の話がも ちあがっています。なんと昭和32年に都市計画決 定された事業として、名古屋市は平成5年に事業認可を受け、着工に向けた準備に入っています。しかし、この道路は緑地の中央を分断するものであり、生態系 への影響はかなり大きくなるものと考えられます。特にここは市内最大級を誇る『ヒメボタル』の生息地であり、その中でも道路予定地となっている沢は重要な 生息地です。
 また、道路建設の目的の一つに名古屋市は、野並・島田交差点の渋滞緩和と抜け道として住宅地に流れる車輌の減少を挙げていますが、根拠やデータはなく、さらに通行車輌の集中が予想されます。
 私たち『相生山の自然を守る会』は、本当に必要な道路なのかどうか、もう一度しっかり検討し議論していくべきであると考え発足しました。
皆さんもぜひ一度相生山にお出かけになり、この森の魅力を味わってください。そして、道路建設について一緒に考えていきましょう。

2002年4月に山田和孝さんから相生山の自然 を守る会の代表を引き継いだ近藤です。
みなさんとよく話し合い結束を強くして活動を進めてゆこうと考えています。
私はいわゆる団塊の世代で日本の高度成長と供に育ち、電気炊飯器・洗濯機が 家に入り次にテレビ、しばらくして自家用車が加わりました。そのころ放送していたアメリカのテレビドラマのミニチュアのような生活にあこがれ、ひたすら働 くことで少しでも近づこうと考えていました。でもそのような物の量的拡大を求め続けることにはなにか釈然としないものがありました。
日本は今かなり豊かな国になりお金で何かを手に入れることで幸せを感じる時代ではなくなってきているのかもしれない、そんな価値観の転換点なのではなで しょうか。自分たちの活動はひとりひとりのそのような想いが結実して姿を顕したもの、そのように考えています。

代表 近藤 国夫
2002:JUN
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