2004.1.17提出「道路工事中」の看板に対しての抗議と公開質問状に対する回答

15上建第223号の2
平成16年1月30日
相生山の自然を守る会 代表
近 藤 国 夫 様
名古屋市長 松原武久
公開質問状への回答



1月17日付書面による質問に対し、次のように回答いたします。

 弥富相生山線につきましては、平成5年度に事業認可を取得し、用地取得を進めるとともに、工事着手の前段としての説明会等を平成11年度から開催してまいりました。
 平成13年度からは、自然環境等に配慮した道路設備の実現に向けて「環境に配慮した道づくり専門家会」を設置し整備手法の検討を進め、今年度からは市民と共に学び実践する「施工ワーキング」において施工計画、環境保全工法等について話し合い、順次取りまとめつつあります。
 現在の道路設計原案は、平成15年3月に専門家会から提言書が提出されたのを受け、その趣旨を最大限活かして策定したものであり、都市計画の変更を要する部分については都市計画審議会に諮り、都市計画変更の手続きを経た後、工事を進めることとしています。
 これらの経緯については、専門家会(公開で開催)や説明会、地元の皆様への広報紙「施工ワーキングのススメ」の各戸配布及びインターネットへの掲載などで広く市民の皆様にお知らせし、特に、道路設計原案については、地元の皆様に説明資料を各戸配布したうえで説明会を開催するなど、周知に努めてまいりました。

 弥富相生山線の今回の工事につきましては、都市計画変更の対象区域外において行うものであり、施工する仮設沈砂地は、砂防法に則り設置するものです。
 この工事につきましても、広報紙「施工ワーキングのススメ」の中でお知らせし、地元の皆様にご協力をお願いしています。
 弥富相生山線の自然環境等に配慮した道路設備につきましては、今後も引き続き地元の皆様をはじめ、広く市民方々に広報紙などによりお知らせしてまいりますので、よろしくご協力下さい。


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