ホタル調査に関する公開質問状

2002年6月12日
環境に配慮した道づくり専門家会事務局殿
相生山の自然を守る会代表  
近藤 国夫
事務局 名古屋市天白区天白町野並相生28-341
電話  090-6337-1095    野田方

2002年5月に行われた相生山のヒメボタルの調査について下記の質問がありますので、回答を求めます。
                 
1、この調査はどのような目的で行われましたか。
2、地域住民にはどのような方法で公表し周知徹底されましたか。
また、日常的に相生山において自然保護活動をしている私達、相生山の自然を守る会に調査協力の要請がなかったのはなぜでしょうか。
3、来年以降の調査に対して、どのようにお考えですか。ヒメボタルの発生する場所、数は年、日、時間によって変化しています。今年だけの三日間の調査では不充分であり、長期(十年以上)の調査が必要と考えます。
4、長期変化を知るため、地域住民等への聞き取り調査をしましたか。
5、三日間のみの調査で、道路建設計画にヒメボタルの生態がどのように配慮されるのかお答えください。
6、2002年5月28日の中日新聞朝刊の記事によりますと、ヒメボタルへの配慮によるルート変更が検討され、それに伴う今回の調査であるとのことでしたが、ヒメボタルだけでなく、他の動植物への配慮も当然同じように考えられるべきと考えます。他の動植物への再度の環境調査に対してはどのようにお考えですか。
7、2001年3月に出された環境調査は猛禽類の調査、植物ではコクラン、ウンヌケ等が抜けています。相生山全体の環境調査が必要と考えますが、専門家会の方々はいかがお考えですか。
8、得られたデーターはいつ、どのように公開されますか。
以上
上記質問に6月25日までに書面にてご回答ください。

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