名古屋市は何 を根拠に「地元学区では建設促進の声が多い」としているのか。
==都市計画審議会での市側の説明の疑問==


1月26日(月)名古屋市都市計 画審議会が行われた。名古屋市は「地元の要請」を強調 した。

<朝日新聞(1/27朝刊)>
『市側は00年9月に出された賛否双方の要望書に添えられた署名は中止が1万、促進が7千だったが、うち地元が3学区の住民は中止が1900、促進が 6700だったと説明した。』
<読売新聞(1/27朝刊)>
『市側は「地元三学区の八割は早期整備を望んでいる。この数字は重いと考えている。」と答えた。』
<中日新聞(1/28朝刊)>
『市は「周辺道路の渋滞で生活道路に車が進入し、地元学区には建設促進を求める声が多い。」などと説明。』
〜以上、新聞記事より〜

名古屋市は地元の意見を重視しているという考え方を強調しているが、名古屋市の方から地元3学区に対して意見を求 めたことは一度もない。性格の違う二つの署名を名古屋市は都合のいいように解釈し、利用したと 考えるのが妥当ではないだろうか。
賛成署名・・・3学区区政協力委員長、天白を住みよくする会会長が3学 区に回覧版を回し集めたもの。
反対署名・・・守る会が中心となって、3学区に限ることなくいろいろな場所で街頭署 名を行って集めたもの。     

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